「離婚後、誰が育てるのか?」
「離婚後、子供は自分自身で育てたい」
「離婚後、子供には定期的に会いたい」
「相手に子供をちゃんと育てられるはずがない。子供を取り返したい」
「とにかく子供のことが心配」
と言ったように、離婚をする場合、お子様がいる場合には2人だけで離婚する場合に比べ、決める事項が多くなります。
まず、離婚後に夫婦のどちらが子供を育てるのかということが問題となります。この場合、お互いが合意すれば、合意の内容にしたがって子供を育てることとなります。
問題はお互いが子供を育てたいと主張する場合です。このような場合、裁判所では現状で夫と妻のどちらが子供を育てているかという点を重視して判断をしています。
そのため、別居する際、子供を育てたい妻は必ず子供と一緒に別居しなければいけません。また、別居をした後は、子供を連れ去りされないように十分に注意しておかなければいけません。
実際、裁判所が判決で現状を変更するような判決をすることはとても数が少ないです。別居の際のやりとりで離婚後の親権はほぼ決まりますので十分に計画をしてから別居しましょう。
離婚後の親権についての争いは、お金についての争いと違い、中途半端な和解をすることはほぼ不可能です。子供の一生を左右する極めて重要な問題ですので、できれば別居前に専門家から適切なアドバイスをもらいましょう。
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